日頃の手入れ

脱毛

現在あるような形のエステサロンが誕生したのは、18~19世紀頃のヨーロッパだと言われています。
しかし、それ以前の時代に生きていた女性が、美容に全く関心がなかったというわけではありません。
たとえば古代エジプトの女王クレオパトラは、その美しさを保つために真珠を酢や葡萄酒に溶かして飲んでいたと言われています。
真珠にはミネラルやアミノ酸が豊富に含まれているため、抗酸化作用や保湿作用を期待することができます。
現在のように、その含有成分が科学的に解明されていたわけではありませんが、美肌効果があることをちゃんと知っていたということになります。
しかし、一般人が美容上の悩みを解決するために利用できる施設が誕生するようになったのは、ずっと時代が下ってからのことになります。

日本国内にエステサロンが誕生したのは、1970年代の終わり頃です。
ただし、エステサロンの原型のようなものができたのは、明治時代の中頃のことだと言われています。
当時営業していた床屋さんが、男性客のひげ剃りをした後で顔にクリームを塗るサービスを始めたところ、顔がすべすべになると大評判になりました。
顔がすべすべになるのであれば自分も塗ってもらいたいと希望する女性客が続出するようになり、美顔目的の独立したサービスが誕生するに至ったようです。
しかし、その後の日本は帝国主義に犯されて、日露戦争、第一次世界大戦、第二次世界大戦と戦争に明け暮れる国になってしまいました。
そのような状況で美容関係のサービスを提供したりなどしたら非国民扱いされてしまうことになりますので、日本の美容業界は長い冬眠期間に入りました。
でも、平和な時代になった今では、誰もが自分の受けたい美容施術を気軽に受けられるようになっています。